11月1日(金) その2、 「 そろばん寺 」2

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     先代、四海和尚の文章です。

 「  今から、340年前、豊臣氏が滅んで、
  徳川氏の天下になつた元和のはじめ、
  備前岡山の藩主池田輝政に仕え、後
  豊臣家の家臣となっておられた、
  毛利勘兵衛重能先生が、京都二条寺町に
  『  天下一 割り算指南  』 の標札を
  かかげて、
  『  そろばん道場  』を開き、
  数百人の門弟を集められましたが、
  毛利先生こそは、わが国近世の
  そろばんの始祖とも仰がれるべき
  大先覚であります。

      註、道場の建物は、
         了以翁の提供の
         高瀬川沿いの倉庫
         だったそうです。( 残月 )

    毛利先生の門弟の中でも最も
   すぐれた人に、
   吉田 光由( みつよし )
   角倉 久庵< 同一人物 >先生が
   おられます。

    豊臣秀吉公全盛の頃に、
   わが国最初の
   民間貿易船をおし出して、
   その利益で、芸術家、工芸家、文芸家を、
   援助し、更に保津・富士・天竜川等の
   水路をひらいて舟運の便をはかり、
   高瀬川運河を構築されました
   公益事業家として有名な角倉 了以・素庵
   両先生は、
   この吉田光由( 角倉久庵 )の
   同族縁類にあたる方々であります。


     光由先生は師の研究された
   「   算法統宗  」という、
   中国の算術書を更に深く研究して、
   
   もっと実用的で興味深い、しかも、
   程度の高い算法に進めて、
   そろばん技法を大衆化させようと
   考え」られました。
     師の毛利道場を去り、縁類の
   角倉素庵先生の協力と指導とによって、
   研究をつづけられたのでした。


     かくて多年の研究はついに実をむすんで、
   有名な『  塵劫記( じんごうき )  』
   という算学書を大成されたのです。

     この書物は口語と文語との
   両体のわかりやすい文章で書かれ、
   そろばんの技法や日常生活に
   直接関係のある多くの応用問題が、
   一々挿絵を入れて要領よく解き明かされて、
   誰もが楽しんで、自然にそろばんを理解し、

   相当に程度の高い算法を知ることが
   できるもので、世界的に評価されている
   名著であります。


     「  塵劫記  」は、
   わが国の算術書の代名詞のようになり、
   江戸時代を通じ明治初年までに、本書を
   写して版本としたものが 多かった。
    、、、、、、、、、、、、
    、、、、、、、、、、、、

          以下、省略                」


    そろばんの世界の方々
    和算の研究家の皆さまが、
    長年、探してられました、
   「 吉田 光由の御墓 」が、
    角倉一族の菩提寺である、
    嵯峨の二尊院において、
    発見されました。
      京都ニユーイクゼンの
    代表、久下 五十鈴さまの
    御熱意の賜物でございます。
      心より感謝申し上げます。


    また、大悲閣において、
   古くなって使えなくなった
   そろばん を 集めて
   「  そろばん 供養法要  」
    を、厳修していたようです。  



   長くなってしまいました、スミマセン。
                     残月    合掌


 <   清き光が  満ち溢れ  ますように  >

 <   この世から   苦しさ  悲しさが
        少しでも  へりますように    >

<   悪縁、逆縁 が 無くなりますように。

       悪縁を  善縁に  できますように
       逆縁で  くじけないように 
       善縁に  甘えないように
       順縁に  おぼれないように

       強い心を、もちたいもので
                ございます。    >

                失礼いたします。    

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このページは、大悲閣千光寺ブログが2013年11月 1日 08:25に書いたブログ記事です。

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